accessで毎月の納品伝票 入力編
外注から納品してもらう製品があります。
大きな作業所とかではなく、一般のお家で作業した製品の場合
毎回手書き伝票をつけています。
伝票は4枚つづりで、中1枚を毎月集計します。
これまでは作業した人ごと伝票を分けて
Excelで集計した金額の領収書を書いて、袋に名前ラベルを貼っていました。
数人なら問題ないですが、何十人となると大変な作業です。
これは・・と思い作りました。
ポイントは5つ。
入力日付の間違いをなくす
始め、入力日付からクエリで入力月の作成をしてましたが
手入力だと、たまの入力ミスに対応できませんでした。
それなら始めから入力月設定しようと、プルダウンメニューに変更。
選択しないで伝票入力しようとすると、メッセージが出ます。
伝票入力ボタンのプロパティ、クリック時のイベントプロシージャです。
入力月を選択して、早速本題の伝票入力です。
日付は勝手に入るようにして(テーブルの規定値に=Now()を入力)
タブストップいいえで、部門から入力です。
部門ごとの続き番号(重複の防止)
毎回、伝票は切り離してお渡ししてるので
作業の方には毎月1日から月末まで、続き番号をふるようお願いしています。
部門が3つあり、複数部門で作業されてる方もいます。
各部門ごとの番号をふってもらってますが、間違う場合も多々あります。
重複した番号を入力するとメッセージがでます。
伝票No テキストボックスのプロパティ
イベントの更新後処理にイベントプロシージャで設定しています。
金額(四捨五入)の間違いを確認
作業単価は製品ごとに違うのですが
製品によっては今はなき・・何十銭という単位での計算があります。
(実際、銭というお金はないので代金を四捨五入します)
単価と台数を入力して、金額を入力。
代金確認では銭の単位を四捨五入表示しています。
式はコントロールソースに設定。
条件付き書式で防ぐ入力ミス
四捨五入された表示金額を、代金テキストボックスに入力。
同じ数字が入力されれば、背景が赤から白になります。
見た目に分かるので、私は条件付き書式を多用しています。
代金テキストボックスに設定。
クエリのカウントで最終番号確認
日付と伝票番号をカウントすると、総数・番号の抜けが確認できます。
クロス集計でカウントしてます。
最初の入力で間違わなければ、後の作業はほぼ無いに等しくなります。
入力も数字打つだけにしようと考え作りました。
集計編に続きます。